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ワーカーのパフォーマンスを最大化させるパソコンデスク選び |
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多様化するパソコンワークの形
オフィスでは、一人一台パソコンを使用するのが当たり前の時代。逆に、パソコンさえあればどこでも仕事ができるようになりました。特定の席を設けず、パソコンを持ち歩いてフリースペースで仕事をするというオフィスもあると聞きます。何をするにもパソコンありきとなった今、オフィスのパソコンデスクもそんなワークスタイルに相応しいものを選びたいものです。
マルチに使うならシンプルデスク
ベーシックかつ機能的なパソコンデスクといえば、すっきりとしたシンプルなデザインのもの。天板に脚がついたスチール製の頑丈なデスクがおすすめです。天板の両サイドにコードを通せる配線用ホールがあり、天板下に配線受けがあればなお便利でしょう。
脚はガタつきが起こらないようなアジャスターつきのものがおすすめです。天板下に引き出しがあると収納力がアップしますが、オープンスペースで複数人が仕切りなく使用できるパソコンデスクにするのであれば、引き出しはむしろないほうがいいかもしれません。
パソコンデスクを使ったオフィスレイアウトパターン
(1)ベーシックなレイアウト
パソコンデスクのレイアウトは、向かい合わせに並べて正面にデスクトップパネルを設置するのがベターです。作業に集中できる環境は保ちながら、必要なときには顔を見て話ができるため業務上のコミュニケーション不足にはなりません。
(2)集中力が高まるコーナー活用法
パーテーションで区切り、一人ずつ独立したブースを設けるのであれば、コーナータイプのパソコンデスクもおすすめです。デッドスペースになりがちなフロアのコーナー部分をパソコンスペースにあてることで、コーナーの左右両サイドには十分な作業スペースや収納キャビネットを設けることができ、収納力もあって機能的ながらも集中しやすい環境を作ることができます。
(3)クリエイティブな仕事ならワイドタイプがおすすめ
グラフィックやデザイン、映像、音楽制作などのクリエイティブな仕事を手がけるオフィスであれば、パソコンの周囲に専門機器や資料を置いたり、専用の作業スペースを設けたりする必要が出てくるでしょう。発生する作業の種類を考えると、あらかじめワイドタイプのパソコンデスクを選んだほうがいいケースも多そうです。
(4)パソコンの台数が少なければ機能の一括集約を
工場など、フロアの各所に共同利用のパソコンを設置するケースでは、多機能なパソコンラックを使用するのがおすすめです。上下に棚がついているので、プリンタや文房具、CD-ROM・DVD-ROMなどのメディアや消耗品などを収納できます。なるべく一箇所に機能を集約させたほうが効率よく作業が行えるでしょう。
(5)OAチェアにも気を配ろう
パソコンでの作業時間が長いオフィスであれば、パソコンデスクに加えて配慮したいのがOAチェアです。背面が通気性に優れたメッシュタイプになっているもの、ロッキング機能がついているもの、長時間の作業でも疲れにくい低反発ウレタン製の座面のものなど、OAチェアひとつをとってもさまざまな商品があります。実際に座ってみて、自分にあったデザインや機能であるかどうかを確かめるのがいいでしょう。また、複数の人間が使用するオフィスであれば、座面の高さを調節できる昇降機能つきのものが最適です。 |
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